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2016.11.14 お知らせ

名古屋市が取り組まれている湧水で路面を冷やす工事を施工

気温の高い季節になると都市部で熱環境の悪化やゲリラ豪雨等に結びつくヒートアイランド現象(都市部の気温が郊外と比較して高くなる現象)が発生します。そこで名古屋市では豊富な湧水を活用し街を冷やすなどしてヒートアイランド現象を抑制する試みが始まりました。

図-1 湧水の活用模式  出典:名古屋市HPより

工事件名:ヒートアイランド緩和のための実証実験設備整備(歩道整備等)(その2)
工事場所:名古屋市昭和区広路通8丁目17番-3地先から名古屋市昭和区花見通1丁目93番地先まで
実験期間:平成32年度までの夏期(予定) 竣工:2016年9月20日
使用技術:大林道路㈱ 打ち水ロード  (アスファルト舗装→下面給水型舗装システム)
大林道路㈱ メヂカラペーブ (ブロック舗装   →保湿性ブロックシステム)

当社は、自動で舗装体に水を供給し路面温度の上昇を抑えるアスファルト舗装「打ち水ロード」とブロック舗装「メヂカラペーブ」を開発・展開しており、この取組みに関する工事を受注いたしました。
当社の技術がヒートアイランド現象対策の一翼を担い、より良い住環境の創造に活用いただけるよう効果の検証と改良改善に取り組んでまいります。

 「打ち水ロード」と「メヂカラペーブ」の基本構造は以下の通りです。 

図-2 打ち水ロード概略

図-3メヂカラペーブ概略

 

2016年9月20日
「ヒートアイランド緩和のための実証実験設備整備」を完工いたしました。

写真-1 打ち水ロード 全景

写真-2 メヂカラペーブ 全景

図-4 打ち水ロード熱画像(気温27℃)

図-5 メヂカラペーブ熱画像(気温27℃)