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「路面太陽光発電システム」の実証実験を南紀白浜空港敷地内にて実施します
大林道路株式会社は、株式会社南紀白浜エアポートと、空港制限区域内では我が国初の試みとなる「路面太陽光発電システム」の実証実験を南紀白浜空港敷地内にて実施することに合意し、2024年4月12日に同施設内の保安道路に試験ヤードの構築を完了しました。
今回実証実験で用いる路面太陽光発電システムは、大林道路株式会社と早水電機工業株式会社が開発し展開中の「ソーラーウェイ」です。49kNの輪荷重に耐えるソーラープレート(ソーラーパネルを組み込んだ40㎝×40㎝×8㎝の平板ブロック)で発電してバッテリーに送って蓄電し、電動機器類に安定的に配電するシステムで、路面を発電に利用できる利点があります。これまでに福島県大熊町の役場駐車場の車路や、大阪市の御堂筋の歩道などで、発電機能等の実証実験を行っています。
国土交通省は2022年12月に策定した「空港脱炭素化推進のための計画策定ガイドライン」の中で再生エネルギーの導入促進に係る取組の1つとして太陽光発電の導入を掲げ「空港内の制限区域内平地のうち着陸帯Ⅱ等における太陽光発電の導入について、まずは安全性及び技術開発の調査・検討を行い、検討結果を踏まえた導入実証を行った上で、導入拡大を図る。」としています。今回、大林道路株式会社と株式会社南紀白浜エアポートは、ソーラープレート12枚(想定最大発電量216W)の規模で構築した路面太陽光発電システムを約1年間、同空港の通電が困難な着陸帯において、株式会社南紀白浜エアポートが先進的に導入している自動(電動)草刈り機の電源として供用し、得られるデータを提供することで、空港脱炭素化の推進に貢献したい考えです。
問い合わせ先)WEB お問い合わせ・資料請求 | 大林道路株式会社
ソーラーウェイ発電部(ソーラープレート)の外観・寸法
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