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2021.10.1 プレスリリース

超高性能繊維補強セメント系複合材料「スティフクリート」を開発しました

 株式会社大林組、宇部興産株式会社、当社は共同で、道路橋リニューアル工事における交通規制期間の短縮と耐久性の向上を目的として超高性能繊維補強セメント系複合材料(UHPFRC)「スティフクリート」を開発しました。

 本製品は、薄層で高い耐久性を確保することができる常温硬化型超高強度繊維補強コンクリート(UFC)「スリムクリート」に、「早期強度の発現性能」と「早期硬化時間の制御性能」を付与したものです。そのため、早期に交通開放ができ、勾配のある橋梁への適用が可能となりました。また、小型の施工機械による人力施工が可能であり、専用の車載ミキサーがあれば連続施工も行うことができます。

 3社はスティフクリートを高速道路のリニューアル工事に積極的に活用し、交通規制期間の短縮や既設床版の高耐久化を実現し、工事に伴う渋滞の緩和やインフラ構造物の長寿命化に貢献していきます。

 詳細につきましては、下記新聞掲載記事を併せて御覧ください。

 2021年9月22日付 日刊建設工業新聞 3面 3時間で交通開放 RC床版補強向けに新材料

 2021年9月22日付 日刊建設通信新聞 3面 道路橋改修に超高性能繊維補強セメ系複合材料 施工後3時間で交通開放