Information
お知らせ
土木学会「第1回 i-constructionの推進に関するシンポジウム」で発表を行いました
東京大学では、社会連携講座(公益性の高い共通課題について、大学と共同研究しようとする民間機関等から受け入れる経費等を活用して、学部および研究科の教育研究を行う大学院組織等に置かれる講座)において、「i-constructionシステム学寄付講座」が設置され、2018年10月より当社がパートナー第1号として共同研究に取り組んでいます。
2019年7月30日(火)、公益社団法人 土木学会が主催する「第1回 i-constructionの推進に関するシンポジウム」が開催され、本店技術部 佐藤正憲担当部長がその共同研究の内容について発表を行いました。
建設業における労働災害は,年々減少しているものの直近10年の死亡者数は横ばいの状態となっています。 原因の一つとして繰り返し型災害の発生があり、これらの災害の中には作業着手前に過去の事故事例を基にした対策を行うことで発生を回避できた事例もあると考えられます。
そこで本研究では、設計図書に時間軸(工程表)を追加した「4Dモデル」の中に、作業に応じた安全衛生規則や過去の事故事例およびヒヤリハット事例を取り込むことで、仮想空間上の施工シミュレーションにおいて、関係者が視覚的にリスク対策を検討・共有することを可能とする手法の開発に取り組んでいます。
今回は一つの作業内容を事例として検討を行いましたが、今後は事例数を増やしながらより具体的な実用に向けての開発・研究に取り組む予定となっています。
本研究の成果は、「i-constructionシステム学寄付講座」のもと実施されるものであり、成果はオープンソースとして公開される予定です。
当社では建設業全体で活用できるシステム開発に関与することで、企業価値の向上と職員のIT知識およびマネジメント能力の向上に努めてまいります。
2019年7月31日付 日刊建設工業新聞 第2部14面 東大に講座開設 学問体系構築へ i-Con システム学 小澤一雅教授に聞く 3年で一定の形に 他大学や産業界も含め議論
2019年8月1日付 建設通信新聞 話題縦横 土木学会i-Conシンポジウム 官民の先進事例を共有 生産性向上へ技術者が34論文発表
最近のお知らせ記事
- 2024.5.7「路面太陽光発電システム」の実証実験を南紀白浜空港敷地内にて実施します
- 2024.4.10東北支店 福島営業所 新事務所が開所いたしました
- 2024.4.4「朝礼アプリ084」が国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました
- 2023.1.52022年度省エネ大賞で「経済産業大臣賞」を受賞しました
- 2022.11.15大阪支店 兵庫営業所が移転しました
- 2022.4.19関東支店 東京第2営業所 新事務所が開所いたしました
- 2022.4.72022年度入社式を執り行いました
- 2022.4.7埋設管路修繕・舗装修繕工法 特設サイト「大林道路の修繕工法」を公開
- 2022.2.16新型コロナウイルス感染者の発生について
- 2021.9.1北海道支店 苫小牧営業所が移転しました