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情報化施工関連
ICT

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RIM(マルチ測定車)
(当社商品名)
モービルマッピングシステム(MMS)
(一般名称)

概要

RIM (Road space Information Management system)は、GPSや高密度レーザスキャナおよび路面撮影用カメラを搭載し、舗装を含む道路空間の形状を広範囲に交通規制なしでmm単位の3次元点群データとして測定する装置です。
我が国では、道路を健全な状態に維持するため、日常的な目視点検や定期的(例えば5年に一度)に実施される路面性状調査を行っています。
路面性状調査は、主に路面性状測定車により実施されており、その調査項目は、ひび割れ率、わだち掘れ量および平たん性を指標としたデータ取得が一般的です。
当社ではRIMで取得される3次元点群データを活用した多角的な舗装の管理手法の確立を目指しています。

特長

1.道路等の定期的な路面性状調査(ひび割れ率、わだち掘れ量、平たん性)に活用できます。
2.舗装面に生じたポットホール、段差、ブリスタリング、沈下の有無を判定できます。
3.道路標識や看板類、電柱、電線等の占有施設・物件の位置関係を計測できます。
4.計測した3次元データは立体視しやすいコンター(色分け等高線)で表現できます。

適用箇所

●道路や滑走路の路面性状調査
●道路、周辺構造物や施設等の3次元点群データの取得