連続鉄筋コンクリート舗装 (CRCP) は、コンクリート版に生じる横方向ひび割れの開きを連続して配置した縦方向鉄筋により拘束することで、横目地を設けないコンクリート舗装です。目地による路面の凹凸が無いため、通常のコンクリート舗装に比べ、振動や騒音が低減され車両の走行性が向上します。また、コンポジット舗装においてアスファルト舗装の下層に用いた場合、目地部のリフレクションクラックが生じない利点があります。型枠を用いるセットフォーム工法と、型枠を用いないスリップフォーム工法があり、規模等の施工条件によって使い分けられます。