エースモール工法は、推進工法の中でも泥土圧式－工程方式（圧送排土）に分類されます。
本工法では、添加材を先端から噴出し、切羽に注入しながらカッタヘッドを回転させ、掘削した土砂を止水性と流動性のある泥土（スラリー）へ変換します。次に泥土化した掘削土砂を先導体の外周面に沿って後部へ移送するとともに、一部を取り込み、圧送ポンプにより排土管を通じて排土します。

１．独自の掘削・排土機構により、軟弱土から岩盤までの広範囲な土質で長距離推進を実現します。
２．先導体の方向修正機構と高精度な位置計測システムで、曲線推進が可能です。
３．先導体の分離機能により、φ2.0ｍ、φ2.5ｍの小型円形立杭から発進・到達が可能です。
４．泥土の取り込み量をコントロールすることで切羽や坑壁の崩壊を防止するとともに、泥土の滑材効果を発揮します。

●国道横断、JR線路横断、河川横断等開削施工の難しい箇所
●長距離施工箇所（土質条件等により異なるが250m程度）
●曲線施工箇所（適用可能な範囲あり）

エースモール工法協会HP