環境対策 IH式舗装撤去工法

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概要

IH式舗装撤去工法は、電磁誘導加熱で鋼床版とアスファルト舗装の界面を加熱し、接着を解くことによりアスファルトの剥離・撤去を容易にする工法です。
この工法を用いることにより、鋼床版を傷つけることなく舗装版を撤去できます。
また、工事騒音の発生を抑制することで、沿道環境の改善にも寄与します。

IH式舗装撤去工法のメカニズム
施工機械の編成
施工時騒音測定結果

特長

1.電磁誘導加熱パネルにより、鋼床版のみ加熱します。これにより、舗装と床版の界面の接着が解かれ、アスファルト舗装の剥離・撤去が容易になります。
2.騒音・振動・粉塵の発生が抑制されるため、作業環境の改善が期待されます。
3.鋼床版をほとんど傷つけることなく、剥離・撤去が可能です。

IH式加熱機

適用箇所

●鋼床版上のアスファルト舗装(アスファルト系のプライマーや塗膜防水が施工されたグースアスファルト舗装やSMA等)
●上記箇所で、騒音・振動・粉塵の低減が求められる箇所

施工状況
施工状況
施工状況