大粒径アスファルト舗装は、最大粒径が25mm以上の粗骨材を使用するアスファルト混合物(大粒径アスファルト混合物)を用いた舗装です。粗骨材の粒径が大きいので、舗装体の骨格が強固となり、耐流動性および耐摩耗性が向上します。重交通路線の基層以下の層への適用が一般的で、施工時間が制限される急速舗装修繕工事などに用いられます。施工には、高締固め型アスファルトフィニッシャや振動ローラを用います。また施工効率を高めるために、中温化技術を併用して混合物温度を低く設定する場合もあります。
1.骨材のかみ合わせが良く、耐流動・耐摩耗性に優れています。
2.10cm以上の厚層を1回で敷きならすシックリフト工法により、急速施工が可能です。