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お知らせ
釜石大槌アスコンで職場体験学習を行いました
平成30年10月1~2日に東北支店釜石大槌アスコン(大林道路株式会社・株式会社カネナカ・東亜道路工業株式会社共同企業体)において、大槌町立大槌学園の9学年生3名の職場体験学習を実施しました。
大槌町立大槌学園は岩手県上閉伊郡大槌町で東日本大震災時の津波により被災した小・中学校5校が統合し新設された、震災復興のシンボルとなる小中一貫教育校です。
同学園では「働く」ということを実際に体験することで進路意識を高め、社会におけるマナーを学ぶと共に大槌町内で働く人の現状を学ぶことでふるさとへの愛着を育むことを目的として職業体験学習を実施しており、釜石大槌アスコンでは地域社会の一員として地域の次世代育成に貢献していきたいという考えから、毎年大槌学園からの職場体験学習を受け入れており、今年で9回目となりました。
職場体験学習では道路やアスファルト混合物についての基礎知識を学んだ後、プラント設備の見学、重機の試乗体験の他、試験業務を通してアスファルト混合物が出来上がるまでの一連の工程を体験してもらいました。また、大槌町内および釜石市内の舗装現場の見学や、プラント内の駐車場において実際にアスファルト合材の敷き均しの舗装体験を行いました。
職場体験学習前・学習中、それぞれの期間中に3名の生徒さんからは「この仕事につくために必要なことが知りたい」「この仕事の楽しさややりがい、また大変なことについて教えてほしい」「今の自分達に対するアドバイスが欲しい」といった積極的な質問があり、当アスコンの担当者も一つ一つ真摯に回答・アドバイスを行いました。
2日間のプログラムの最後に当アスコンの桑田正所長から「震災以降、私達建設業関係は、復興事業を全力で行っています。皆さんもこの体験を通して、将来何か目的をもって働ける職場を探してみてください。」という言葉が贈られました。
体験学習終了後、参加した生徒さんからは、「職場体験学習でお世話になった皆様に感謝し、今回の体験で学んだことをこれからの生活に生かしていきたい。」また、大槌学園さんからは、「生徒一人ひとりが有意義な体験ができ、働くことの意味や自分の希望する職業について深く考えることができました。加えて大槌町の魅力を再発見する貴重な時間にもなりました。」といった感想が寄せられ、生徒さんにとって大変有意義な時間となったことが伺えました。
釜石大槌アスコンおよび大林道路株式会社では未来の担い手となる学生さんに対し、建設業に興味を持つ機会をご提供し、社会基盤を支える建設業の重要性と魅力を伝えるべく、これからも積極的に職場体験学習の受け入れを行ってまいります。
平成30年10月26日付 日刊建設産業新聞 復興シンボル校生徒が体験 釜石大槌アスコンで職場学習 大林道路
平成30年10月26日付 日刊建設工業新聞 岩手の合材工場で中学生体験学習 大林道路ら
平成30年10月26日付 建設通信新聞 大林道路・カネナカ・東亜道路工業 合材敷き均し学習 中学生の職場体験受入れ
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