路床・路盤安定処理工法は、構築路床や路盤の施工において、比較的性状が劣る材料に安定材を添加混合して改良する工法です。
安定処理には軟弱路床の土質改良を目的とするものと、路盤材料の修正CBRやPI(塑性指数)を改善するものがあります。
工法としては、セメント安定処理、石灰安定処理のほか、アスファルト乳剤、フォームドアスファルトを用いた常温混合方式の瀝青安定処理等があります。
1.路床・路盤を安定処理することで強度が増加し、耐久性が向上します。
2.現地発生材や地域産材料を有効利用できます。
3.土質改良することで、寒冷地域での凍上対策として期待できます。