一人ではない。
みんながいるから工事は完成する。
Q.大林道路への入社動機は？
昔から航空整備士に憧れを持っていました。高校の先生から、それであればと交通系の学科のある大学を勧められ、大学進学を決めました。大学で学ぶうちに自動車に興味を持ち始め、卒業研究はタイの交通行動の把握について研究しました。就職活動の時期になり、当初はコンサルタント系の会社を考えていましたが、興味のあった自動車の影響もあり、何気なくマイナビで見つけた道路系の会社に興味は変わっていきました。道路会社は３社受験しましたが、大林道路は会社説明会から面接に至るまで、３社の中で一番アットホームで職員同士の雰囲気が良いと感じ、働くなら自身が働きやすい職場がいいと大林道路への就職を決めました。
Q.現在の仕事内容、やりがいについて教えてください。
現在は、物流倉庫の新築工事に伴う造成工事を担当しています。物流倉庫の建築工事を施工するための基礎の工事となります。当工事は特殊な杭を使用するため、杭の調達が間に合わず工期が逼迫し、工程調整に非常に苦労しています。作業ヤードの確保を行うことで、予定工程に遅れが生じないように毎日作業出来高の管理を行っています。入社して間もない頃、テレビ局の新社屋の建築外構工事に携わりました。建築工事の工程遅延により、当社が請け負う工期が非常に厳しかったため、先輩職員の指示で新規の協力会社を開拓し、作業員の確保を行うことで、なんとか工期内で完成することができました。その頃の経験が今に生きているなと感じています。自分自身が携わった工事の中でも、大変苦労した工事ほど記憶に残るものです。今は、工事が完成し、協力会社のみんなと完成の喜びを分かち合う瞬間こそが、この仕事の最大のやりがいだと感じています
Q.入社後の苦労を教えてください
技何度も測量のレベル誤りなどをして、協力会社に所属している作業員の方々に迷惑をかけたことです。排水工事をしている際に、排水管のレベル誤りがあり、それを協力会社の作業員が見つけ、事なきを得たことがありました。もしも土で埋めた後であったらと思うとゾッとします。私たちが担当する施工管理の仕事は施工計画を行い、協力会社に指示を出し、品質の管理を行う、いわば工事現場の司令塔です。工事現場の施工の中では、非常に責任のある仕事だとその時は再認識させられました。そのため、協力会社と連携するチームワークや、工事全体をとりまとめるリーダーシップを発揮していく必要があると思っています。
Q.就職活動中の学生の皆さんへ一言
自分を偽ることなく、あるがままの自分に向き合いましょう。就職活動は自分の人生を決める分岐点です。偽った自分で自分の人生を決めて、偽った自分のまま生きていける人はいません。あるがままの自分を受入れてくれる会社を探しましょう。もちろん会社も１００点ではありませんから、働き出せばさまざまなことを経験します。それでも初心を思い出せば、乗り越えられることばかりです。大変な工事だったからこそ記憶に残ります。時間が過ぎて、あの時はあんなこともあったなと笑い飛ばせる、そんな社会人を夢見てください。
