新堀詩織
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「なぜ」という姿勢を持つこと

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Q.大林道路への入社動機は?

大学の同じ研究室に、道路業界で働く知人を持つ人がいたことの影響で、道路業界を視野に入れて就職活動を始めました。大学では農学部に所属し、応用生物科学を専攻していましたが、大林道路の技術研究所にも同じバックグラウンドを持つ先輩がいると聞いていたため、私の応用生物に関する研究も活かせると考えました。大林道路への入社を本格的に考え始めてからは、技術研究所の見学会にも参加しました。実際に技術研究所を見たことで、自分が将来働くイメージを持てたこと、研究所の雰囲気が自分とマッチしていたことも大林道路に入社を決めた大きな理由です。農学部の所属ということもあり、農業系の業界も検討しましたが、最終的にはものづくりを通して社会に貢献したいという強い思いから大林道路への入社を決断しました。

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Q.現在の仕事内容について

現在は技術研究所に所属しており、道路舗装材料の開発(試験・報告)を中心とした仕事をしています。技術研究室内での研究は当然ですが、実際に工事現場に出て仕事をすることもあります。研究室やアスファルトプラントでも現場を想定した材料の開発に取り組みますが、現場でも同じように合材の品質が保たれるか、新たな問題はないかなどの確認を行う必要があるためです。また、新製品を現場で初めて導入する際の説明を現場でレクチャーする仕事にも携わっています。私たちが開発したものが現場で活用されている様子を見られることに喜びを感じます。

Q.仕事の面白さ、やりがいについて

社複雑な研究工程の調査や試験を、計画した通りに進めれられた時は仕事の達成感や充実感を感じています。大きな仕事をやり遂げたときにも達成感を感じることはありますが、日々の業務を着実にこなし、目標の研究結果に近づける業務にも魅力を感じています。道路業界に属する会社で組織された道路建設業協会という団体があります。道路建設業協会は「道路整備の推進」「道路技術の向上」「道路建設業の健全な発展」の3つを基本方針としてもっています。私はこの道路建設業協会の委員会の活動を行っています。社外の人々と交流することで、今までにはなかった知識や私とは研究分野が異なる人からの見解を多く得ることができます。このような経験は研究職ならではの経験であり、自分の研究内容に大きく寄与し、仕事へのモチベーションをさらに高めるものと感じています。

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Q.大林道路の魅力

大林道路の魅力は風通しの良さだと思います。研究職として自分の意見や考えを相手に伝える必要があるということもありますが、きちんとそれらを上司に対しても主張ができる雰囲気があります。技術研究所内は複数の研究室が存在しています。普段は別々に活動していますが、研究に関する相談をすると、他の研究室からも様々な意見をもらうことができ、意見交換が活発に行われています。その他、福利厚生が充実している点も大きな魅力です。寮は完全完備されており、結婚してからは借上社宅の制度を利用することができます。会社からの補助が大きく、個人負担額が少ないため、安心して働くことのできる環境があり、とても助かっています。

Q.今後の目標

担当している分野において、どのような質問がきても自信を持って回答できる、相手に自ら提案できる人物が私の理想の姿です。そのためには、より専門的な知識と豊富な経験が必要です。文献や専門書籍から情報収集を欠かさず行い、任された業務には責任感を持って取り組んでいます。また、日頃から小さな変化を放っておかないように心がけています。研究結果から「なぜ想定と違う結果になったのか」「計量は正しかったのか」など、「なぜ」という姿勢を持つことが研究職として重要です。技術士の資格取得も目標の一つです。取得試験の一次試験にはすでに合格しているので、現在は二次試験受験の要件を満たすために実務経験を積んでいます。

Q.就職活動中の学生の皆さんへ

会社選びで重要なことは、実際に自分の目で会社を見て確かめることです。会社の採用担当者はもちろん、採用担当者以外の人がどのように働いているのかを見てください。働く職員の表情や雰囲気、学生が会社訪問しているときに声がけがあるかなども大切なポイントです。職員の雰囲気が暗い会社は、入社後も安心して働くことはできません。まずは自分が働く上で何を一番大切にしたいのかを明確する、働くイメージを持つ、そして自信を持つ。この3点を忘れずに就職活動に取り組んでください。

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