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環境対策
熱環境改善技術

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熱環境改善技術

揚水性舗装
(当社商品名)
下面給水型揚水性舗装
(一般名称)

概要

当社の打ち水シリーズ(打ち水ロード、打ち水グラスパーク)とメヂカラペーブは、舗装体に供給した水の毛細管現象により路面を湿潤状態にする揚水性舗装です。
保水性舗装と同様に水分が蒸発する際水の気化熱により路面温度の上昇を抑制します。

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打ち水ロード
(当社商品名)
下面給水型揚水性舗装
(一般名称)

概要

打ち水ロードは、空隙に細粒材を充填したポーラスアスファルト舗装の下面に供給した水の毛細管現象により路面を湿潤状態に保つ揚水性舗装です。
水分の蒸発とともに保水性舗装の路面温度上昇抑制効果が低下するのに対し、打ち水ロードは予め設定した時間帯に給水するため、効果が持続します。
新設のアスファルト舗装に比べ、夏季の日中では15℃程度の温度低減効果があります。

特長

1.晴天が続いても、自動給水システムを用いて冷却効果を継続できます。
2.一日の蒸発量に相当する量(夏季快晴日5~6リットル/m²・日)を自動給水するので、散水と比較して水の無駄がありません。

適用箇所

●構内道路、駐車場、歩道など

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打ち水グラスパーク
(当社商品名)
下面給水型揚水性舗装
(一般名称)

概要

打ち水グラスパークは、ブロック型緑化舗装に自動潅水システムを組み合わせた新たな緑化舗装システムです。
芝生をプラスチックやブロックで補強する緑化舗装は、従来、補強効果の限界や、芝への水やりが煩雑などの理由により、公園や管理人がいる公共施設、集合住宅の駐車場などに用途が限定されていました。
□型で補強効果の高い特殊なインターロッキングブロックを用いることで、車道へ適用範囲を拡大しました。
また、面倒な水やりもブロックに保水性を持たせることでその間隔を長くできるようにしています。
さらに、ブロック下面に敷設した特殊な導水シートから適宜給水する自動潅水システムを組み合わせることで、水やりの省力化のみならず、夏季の路面温度を低減し、熱環境の改善に優れた性能を有しています。
新設のアスファルト舗装に比べ、約15℃程度(夏季の日中)の表面温度冷却効果があります。

特長

1.芝への水やりが省力化できます。(肥料や芝刈り、エアレーションは必要です)
2.夏季日中において路面からの輻射熱(照り返し)が抑制されるので体感温度が低減されます。
3.潅水用として、上水の他、中水、地下水、雨水貯留槽の水などが使用できます。

適用箇所

●集合住宅などの敷地内道路、園路、構内道路、駐車場など

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メヂカラペーブ
(当社商品名)
下面給水型揚水性舗装
(一般名称)

概要

メヂカラペーブは、広めの目地の内部に敷設した滲出パイプから保水・揚水するブロックに給水して、その気化熱で温度上昇を抑制するブロック舗装です。
当システムは都市部のヒートアイランド現象を抑制するためのシステムです。
夏季における都市の温度を積極的に低減するための歩行者系道路の舗装技術で、熱環境対策工法のひとつです。

特長

1.路面温度の上昇抑制機能は晴天日が連続しても継続します。
2.幅20㎜の広めの目地がブロック舗装のアクセントとなります。
3.コンクリートブロックを使用する比較的リーズナブルなシステムです。   

適用箇所

●公園、駐車場、待合所、歩道など