スナップロック工法は、継手部やクラックから発生する侵入水(漏水)を防止する非開削修繕工法です。
ステンレススリーブとゴムスリーブからなる円筒形の修繕部材を拡径・設置することにより、確実な水密性効果が得られます。
本工法には適用管径によりスナップロック工法Sとスナップロック工法MLの2種類があります。
1.ステンレススリーブの拡径・固定により、ゴムスリーブの止水機構を管内面に圧縮設置するため、高い水密性能を発揮します。
2.工場生産のステンレススリーブとゴムスリーブは品質が安定しており、施工中に水に触れても変質がありません。設置後は経年変化や下種中に含まれる化学物質に対して長期の耐久性があります。
3.スナップロック工法S(φ700mm以下)では、TVカメラが水没しない水位、スナップロック工法ML(φ800mm以上)では、管径の25%(または膝下40cm以下)の水位であれば、通水状態でも施工が可能です。
4.スナップロックには全ての認識番号が刻印されているので、施工後の追跡調査(トレーサビリティー)が容易にできます。