リングネット落石吸収柵工法

概要

リングネット落石吸収柵工法は、落石の衝撃エネルギーを吸収する柔構造システムで、2,000kJまでの大規模な落石にも対応する落石防護柵工法です。

スイスで開発された工法で、自然環境に調和し、安全性と経済性に優れた斜面防災対策として評価されています。

特徴

  1. 引張強度1,770N/mm²、φ3mmの高鋼線材を、直径30cmのリング状に編み込み、柔らかなネットのように落石を包むようにして受け止めます。
  2. 吸収できる落石の運動エネルギーは、250〜2,000kJ(25〜200tf・m)であり、従来の防護柵では難しい大規模落石に対応できます。
  3. 吸収エネルギー当たりの単価では、従来のどの工法より大幅に安価です。
  4. 設置位置での地形・地質条件の制約が少なく、急峻斜面でも斜面形状を変化させずに設置できます。
  5. 斜面での掘削やコンクリート打設が少ないため、自然に優しく、周辺環境と調和する落石防護システムです。
リングネット落石吸収柵工法の適用図
リングネット落石吸収柵工法の適用箇所
防護柵タイプ 最大吸収エネルギー
RX-025 250kJ (25tf・m)
RX-075 750kJ (75tf・m)
RX-150 1,500kJ (150tf・m)
RX-200 2,000kJ (200tf・m)

※ 落石エネルギー2,000kJとは、10t (2m×2m×1m)の石が20mの高さから自由落下した時のエネルギーに相当します。

適用箇所

適用例写真

適用例

住宅地・道路・鉄道などに隣接する急傾斜地斜面


キーワード:落石吸収柵工法 / 落石防護柵 / 斜面防災

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