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2018.10.2 プレスリリース

福島県双葉町と企業立地協定を締結しました

平成30年9月25日、双葉町役場いわき事務所において、同町が整備している中野地区復興産業拠点に関する企業立地協定の締結式が執り行われました。

本協定は、双葉町に本社を構える双葉住コン株式会社と当社が共同企業体を設立し、同拠点に道路舗装材料の製造工場および中間処理工場を建設、2019年の夏までに操業開始することを目的として双葉町と締結したものです。

中野地区復興産業拠点は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故に伴って双葉町内に設定された避難指示区域の内、避難指示解除準備区域である中野地区に町復興の先駆けとなる「働く拠点」として整備されるもので、2019年度に供用開始が予定されている常磐自動車道 の双葉復興インターチェンジと、福島県が整備する復興シンボル軸(県道)とで常磐自動車道とのアクセスが図られています。

2019年度末頃の常磐線全線復旧に併せたJR双葉駅の整備に加え、福島県が整備する震災や原発事故の記録や教訓を後世に伝える「アーカイブ拠点施設」や「復興祈念公園」、および双葉町が整備する「産業交流センター」等の整備が進められており、これから中野地区復興産業拠点を含む特定復興再生拠点区域全体の避難指示解除による居住開始を目指した街づくりが本格化していく予定です。

締結式で伊澤史郎双葉町長は「町としても立地を歓迎するとともに、当地で行う事業が町の早期復興に貢献することに大きな期待を寄せている。また、双葉住コン株式会社は震災以前から双葉町に本社を置く地元企業であり、町民にとって地元企業が町内で事業を行うというのは特別なことである。双葉住コン株式会社や大林道路株式会社を始めとする企業や多くの関係者の皆様と共に、必ず町の復興を成し遂げていきたい。」と挨拶されました。

双葉住コン株式会社 添田彰監査役の「震災より7年と半年、地元企業としてこのように締結式を執り行うことができ、感無量の想いである。今後とも皆様からのご支援とご協力を賜りたい。」という挨拶に引き続き、当社の濱田道博代表取締役専務執行役員も「平成27年の3月に全線開通した常磐自動車道の内、この双葉工区の建設工事を担当させていただいて以来、この地域の復興には並々ならぬ強い思いを抱いている。双葉住コン株式会社と大林道路は共に手を取り合って、この双葉町の復興再生計画になくてはならないインフラ整備、そしてそのインフラ整備に欠かすことのできない道路舗装材料の製造工場と循環型社会を形成する再生工場を来年の夏までに操業することを目標とし、環境に十分配慮しながら建設を進めてまいりたい。」と挨拶いたしました。

大林道路は今後も関係者の皆様と力を合わせて、双葉町の復興の先駆けとなる「働く拠点」である中野地区復興産業拠点と周辺地域のインフラ整備に寄与し、復興のために尽力してまいります。

平成30年10月11日 建設通信新聞 双葉町にアス合材製造工場建設 双葉住コンと大林道路ら 新たな雇用創出へ

(左から)佐々木双葉町議会議長、伊澤双葉町長、双葉住コン株式会社 添田監査役、大林道路株式会社 濱田代表取締役専務執行役員

 

舗装材料製造工場 完成イメージ図